3代の天皇と英王室、痛み乗り越える「和解のプロセス」 両陛下、22日からご訪英
来日したエリザベス女王と15歳で対面し、3世代の天皇で唯一、長期の英国留学を経験された陛下。チャールズ国王をはじめ、王室メンバーとは「家族」のように交流を重ねられてきた。
19日の記者会見では、戦後世代として「過去の歴史に対する理解を深め、平和を愛する心を育んでいくことが大切」と述べられた。英国での晩餐会では先例に倣い、国王のスピーチに続いて陛下が答辞を述べられる予定だ。宮内庁幹部は、「陛下は、昭和天皇や上皇さまのご経験の継承を大切にされている。その上でご自身の経験も踏まえ、新しい時代の日英親善に向き合われるのではないか」と話している。