4カ月の休養を挟んで仕切り直しとなるタガノエルピーダ

＜栗東トレセン＞ オークス16着のタガノエルピーダは、4カ月の休養を挟み、4日の栗東CWコースではラスト1ハロン自己最速の11秒3（6ハロン82秒1）と成長した姿を披露した。斉藤調教師は「（オークスは）ごちゃついた展開で気持ちが入れ込みすぎたかな。これだけ負けるような馬ではないと思っている。この距離でも勝っているし、仕切り直しです」と巻き返しを誓う。 セキトバイーストは桜花賞7着以来、5カ月半ぶりの実戦。1600メートルまでしか経験しておらず、距離克服が鍵となる。四位調教師は「春は使い詰めた部分もあったので少しゆったりしたが、調教もこなせている。背も大きくなって、馬体重も増えた。長い距離を使ってみたいと思っていたし、こなせると思う」と期待した。 桜花賞10着ハワイアンティアレは、夏場に1勝クラスを勝ち、重賞の舞台へ。鋭い差し脚が武器でチューリップ賞3着の実績もあり、ここでも侮れない。松永幹調教師は「（前走は）しっかり走れていい勝ち方でした。距離延長でも脚をためてくれれば。相手次第だが頑張ってほしい」と語った。 レディーヴァリューは、半年ぶりの実戦となった前走で初勝利。今回と同じ舞台をマイペースの逃げで快勝した。小林調教師は「骨折明けを使って上向いている。次はそんなに積極策を取らなくてもいいと思っている。状態に関しては言うことないです」と好気配を伝えた。