CL初戦で1-3完敗、開幕5戦で1勝…暗雲漂うミラン。フォンセカ新監督「リバプールの方が良かったと言わざるを得ない」
中4日で宿敵インテルとのダービー
現地時間9月17日に開催されたチャンピオンズリーグ(CL)リーグフェーズ第1節で、パウロ・フォンセカ新監督が率いるミランは、遠藤航が所属するリバプールとホームで対戦。1-3の逆転負けを喫し、黒星スタートとなった。 【画像】“世界一美しいフットボーラー”に認定されたクロアチア女子代表FW、マルコビッチの特選ショットを一挙お届け! 開始3分で速攻から、クリスティアン・プリシックが先制点を奪うまでは良かった。しかし、23分にイブライマ・コナテ、41分にファン・ダイクにセットプレーからヘッドで叩き込まれ、前半のうちに逆転を許すと、67分にもドミニク・ソボスライに被弾した。 内容的にも厳しいものとなり、まさに完敗。サポーターは悲嘆に暮れるなか、UEFAの公式サイトによれば、フォンセカ監督は試合後にこう語った。 「正しい姿勢が欠けていたとは思わない。スタートは良かったと思うが、失点してからはチームのバランスが崩れ、ミスが目立つようになった。リバプールのようなチームが相手であれば、それは致命的だ。リバプールの方が良かったと言わざるを得ない」 また、11歳からロッソネーロに忠誠を誓うキャプテン、ダビデ・カラブリアも「スタートは良かったが、その後、何かが足りなかった」と嘆いた。 「もっと上手くやるべきだったし、できたはずだ。ディテールが違いを生んだ。難しい瞬間だ。僕らにはハードワークが求められる。もっとアグレッシブにプレーすべきだった」 暗雲が漂うミラン。新監督の早期解任という最悪のシナリオは避けたいところだが...。中4日で迎える宿敵インテルとのミラノダービー(セリエA第5節)は早速、正念場だ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部