「クロップが必要としたタイミングで重要な存在に」遠藤航への称賛止まず!地元メディアが“驚きの移籍”に喝采「卓越している」「イングランドに適応した」
「リバプールが支払った額に見合うものを彼から得ている」
4年に わたるドイツで積み上げた実績はダテではないと証明している。 リバプールの遠藤航は直近の試合で存在感を大きく高めた。移籍当初は懐疑的な見方が多かった日本代表キャプテンだが、現地での評価はうなぎのぼりだ。 【動画】貴重な追加点を演出!遠藤の身体を張ったビッグプレーをチェック 加入してから守備的MFが本職ではないアレクシス・マカリステルの後塵を拝していた遠藤だが、12月に入って出場機会を増やしている。特に直近ではクラブで18年ぶりとなる13日間で5試合の先発出場という偉業も達成。日程が過密な時期に、見事な鉄人ぶりを見せてきた。 地元メディア『Liverpool Echo』は、チームが2-0で勝利した前節のバーンリー戦を振り返り、「日本代表は中盤でのタックルでリバプールの破壊的なカウンターにつなげ、再び卓越したパフォーマンスを見せた」と賛辞を寄せている。 「後半の危険なパスを除き、エンドウのパフォーマンスは、イングランドサッカーのスピードにもフィジカルさにもしっかり適応したことを示している」 同メディアは「リバプールが支払った額に見合うものを彼から得ていることは確かだ」と続けた。 「スロースタートを経て、マカリステルが不在なこともあり、クロップがまさに必要としたタイミングで、彼は重要な存在となった。サプライズ移籍の際にドイツか ら押し寄せられた賛辞は、正当なものとなりつつある」 夏にリバプールがモイセス・カイセドやロメオ・ラビアを相次いで逃したこともあり、白羽の矢が立てられた30歳の遠藤に対しては、厳しい批判も少なくなかった。だが、日本代表主将は、新年を迎える前にそれを過去とすることに成功している。 ユルゲン・クロップ監督や地元メディアからの称賛が続く遠藤が、どこまで躍進できるか楽しみだ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部