巨額のオファー!? リバプール守護神にサウジアラビアから熱視線!「困難ではあるものの…」
リバプールのブラジル代表GKアリソン・ベッカーに、サウジアラビアから熱い視線が注がれていることがわかった。イギリスメディア『TEAM TALK』が、現地時間3日に報じている。アリソンは、現行契約を2027年夏まで契約を残しているものの、今夏の移籍市場で高い関心が向けられている。 【動画】何度でも見たい! 遠藤航のゴールが衝撃的! 31歳のアリソンは、2018年夏にASローマからリバプールへと加入し、6700万ポンド(約134億円)の契約解除金が設定されている。移籍後は、ユルゲン・クロップ前監督の下で絶対的な守護神としてプレー。プレミアリーグやFAカップ、そして、クラブにとって16年ぶりの欧州制覇となったUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)などのタイトル獲得に貢献した。今シーズンは、筋肉系の負傷に苦しみながらもプレミアリーグの28試合に出場。8試合で無失点を記録し、わずか30ゴールしか許さなかった。 そのアリソンが、サウジ・プロフェッショナルリーグから、今夏の主要なターゲットの一人として特定されているという。「サウジ・プロフェッショナルリーグは、トップレベルのGKと契約するものと見られている。今夏の移籍市場で、アリソンに巨額のオファーを提示する用意がある」と伝え、昨夏もアリソンの移籍報道が報じられたが、今季のオファーは本気度が違うことを強調した。 アリソン自身は、ヨーロッパでのプレーを継続する意向を示しており、欧州CLに出場することを希求し、サウジアラビアに渡ることでブラジル代表の正GKの座を失うことを懸念しているようだ。しかし、報道では、アリソンがサウジアラビア行きを「まだ完全に否定していない。巨額の契約オファーがあれば、この才能あるキーパーが考えを変える可能性は排除できない」と述べた。さらに、「サウジアラビアのクラブにとって契約は非常に困難ではあるものの、不可能ではない」と移籍が実現する可能性についても言及している。
フットボールチャンネル編集部