ラッシュフォードの代理人がミラノへ ACミランへのローン移籍の準備的交渉が始まる
まだ協議は初期段階
移籍が噂されるマンチェスター・ユナイテッドFWマーカス・ラッシュフォード。移籍に関しさまざまな噂があるが、現在濃厚とされているのはセリエAのACミランへのローン移籍だ。 [動画]R・レオンやプリシッチが活躍を見せ、ミランが勝利したスーペル・コッパ 『The Athletic』は、ラッシュフォードの代理人であり弟のドゥエイン・メイナード氏がミラノへ飛び立ち、ミランのスタッフと協議を行なったと伝えている。ローン移籍についての準備的な交渉であるようだ。しかしミランの幹部チームはスーペル・コッパ・イタリアーナを戦ったためサウジアラビアのリヤドから帰国中であり、協議はまだ初期段階にあるという。 現在ミラン首脳陣はラッシュフォードへのオファーを検討しているが、ラッシュフォードの好む左サイドのポジションは不足していない。負傷していたラファエル・レオンは途中出場からスーペル・コッパで活躍を見せ、クリスティアン・プリシッチもスタメン出場し得点を挙げた。移籍したとしても、先発の座をめぐってラッシュフォードは激しい競争にさらされると同メディアは報じている。 また、32万5000ポンドとされるラッシュフォードの週給もネックとなる。ローン契約がミランにとって意味のあるものになるためには、ユナイテッドが変わらず多額の負担をすることが必要で、それはユナイテッドにとってあまり旨味のない話でもある。 ジェイドン・サンチョのようにローン移籍先で活躍させることによって、選手の市場価値を高める狙いもあるのかもしれないが、事はそう簡単には進まないようだ。ラッシュフォードにはドルトムントが興味を示しているという報道もあり、去就は注目される。
構成/ザ・ワールド編集部