藤本美貴「夫に愛されたいなら、まず自分から愛するべき」ミキティ流“夫婦円満”の秘訣とは?
旦那さんは誰よりも大切にしなきゃいけない人
「旦那さんって、これからもずっと自分と一緒にいる人ですよね。だから、いちばん大事にしなきゃいけない人という感覚。他人よりも大事にした方がいいんじゃない? そのために、普段からコミュニケーションをとっておかないといけないと思うし、どういう言い方したら私の気持ちがちゃんと伝わるかなとか考えながら、その日の相手の機嫌によって口調を変えたり、今日は話すのはやめておこうとか……、そういった気は遣っています。何でも話せる関係だし、私は鬼嫁みたいなイメージがあるかもしれないけど、私は旦那さんにどんな言葉もぶつけていいなんて思っていませんよ。旦那さんはね、壁当ての壁じゃないから」 自分のイライラをぶつける壁。配偶者はいちばん身近な存在で、簡単に関係が崩れることはないからと気を許して、つい言動が暴走してしまう人は多い。 「口から出たものは、もう絶対口の中に戻ってきて消えることはないじゃないですか。だから私は、言ってはいけないひと言の一線は越えないですね。それをぶつけるのは、もう別れるときかな。相手が誰であれ、言っちゃいけないことがあるよっていうのは、子どもにも教えてることですもん」 庄司さんは愚痴も聞いてくれるし、子どものこと仕事のこと、困ったことは真っ先に相談したい相手。だけど自分がイライラしている時や相手の機嫌が悪いなと感じたら、あえて距離をとって、話さずにさっさと寝てしまう日もあるそうだ。 「夫婦でも、他人だから。いい意味で他人だと意識すれば、みんなもっと優しく、丁寧に接することができるんじゃないですか? 旦那さんはいちばん身近で自分を幸せにしてくれる人のはず。子どもだってそのうち家を出て行くんだから、一生一緒にいなきゃいけない旦那さんこそ、大事にするべき!」 次回は、そんな仲良し夫婦でも起きる喧嘩の解消法、そして、子育ての話を伺います。
【Profile】藤本美貴(ふじもと・みき)
1985年、北海道生まれ。歌手、タレント。 2002年3月ソロデビュー後、「モーニング娘。」6期メンバーとして在籍。 2009年に庄司智春さんと結婚。 仕事に励み、3児のママとして家事や育児に奮闘中。 YouTube『ハロー!ミキティ』の人生相談が大人気。
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