本人確認せずSIMカード2400枚を貸し出す…別事件で捜査中に浮上、容疑の中国人逮捕
埼玉県警は29日、中国籍で東京都練馬区、会社役員の男(35)を携帯電話不正利用防止法違反容疑で逮捕した。
発表によると、男はSIMカードの貸し出しなどを行う電気通信事業会社の実質的な経営者で、昨年6月頃から7月頃の間に3回にわたり、何者かに対し、法令で定められている運転免許証などでの本人確認をせずに、携帯電話のSIMカード計2400枚を貸し出した疑い。容疑を認めているという。
県警が別の不正アクセス禁止法違反事件の捜査で、不審な電話番号を調べたところ、同社が浮上した。県警はSIMカードが犯罪に使われた可能性もあるとみて、捜査している。