岡山県瀬戸内市で「橋名板」58枚が盗難 16カ所、被害額290万円
岡山県瀬戸内市は17日、市管理の橋16カ所で、名称や完成年を記した「橋名板」58枚が盗難に遭ったと発表した。被害額は約290万円に上り、近く被害届を瀬戸内署に提出する。 市によると、同市邑久、長船町地区で発生。県道沿いの干田川、市道沿いの香登川に架かる橋で盗まれた。橋名板はブロンズ製で欄干やガードレールに取り付けられており、盗み取った際に外した金具が複数の被害箇所で放置されていた。 市営バスの乗務員が14日、香登川の伊郷木橋(同市邑久町箕輪―邑久町豆田)の橋名板がなくなっているのを発見。市が16日までに市内全域を調査し、被害を確認した。市建設課は「有効な盗難防止策を検討するとともに道路パトロールでも注視していく」とする。 岡山市も16日、同市中区の橋3カ所で橋名板12枚が盗まれる被害があったと発表している。