米・バイデン氏、USスチール買収阻止を決断 米報道
アメリカのバイデン大統領は日本製鉄によるUSスチール買収の阻止を決断し、現地3日にも公表するとアメリカメディアが報じました。 【映像】バイデン氏がUSスチール買収阻止を決断 日本製鉄によるUSスチールの買収を審査していたアメリカ政府の外国投資委員会は2024年12月、バイデン大統領に判断を一任し、2025年1月7日までに判断が示されることになっています。 ワシントン・ポストは2025年1月2日、政府高官の話として、バイデン大統領が買収の阻止を正式に決断し、早ければ3日にも公表すると報じました。 ホワイトハウスの高官が日本を代表する企業の巨額投資を阻むことは日米関係に悪影響を及ぼす可能性があると警告して説得を試みましたが、バイデン大統領は買収の阻止を決断したということです。 また、CBSテレビによりますと、アメリカ政府内ではUSTR(=通商代表部)のキャサリン・タイ代表が買収に反対の姿勢を示す一方で、財務省や国務省などからは反対はなく、この問題でバイデン大統領はブリンケン国務長官とも直接協議したとしています。(ANNニュース)
ABEMA TIMES編集部