トランプ氏、石破首相との早期会談見送り 「就任前に海外要人に会うのは難しい」
石破茂首相が南米訪問の帰途に模索していた米国のトランプ次期大統領との会談が見送られることなったことが16日、分かった。政府関係者が明らかにした。 首相とトランプ氏は7日に電話会談し、早期に対面での首脳会談を実施することで一致。これを受け、首相がペルー、ブラジル歴訪の帰途に米国に立ち寄り、フロリダ州のトランプ氏の自宅などで会談する方向で日程調整が進んでいた。 ただ、日本政府関係者によると、トランプ氏は新政権の発足に備えた人事などで多忙なため、日程調整が難航。最終的に、トランプ氏側が「就任前に海外要人に会うのは難しい」との意向を示したため、今回の会談は見送りとなった。改めて機会を調整するという。