「俺って何やってんだろう」悶々とした中でブレイキンに出会って人生が変わった37歳「顔も手の長さも違う」個性の大切さを子どもたちやダンサーに伝える"伝道師”に「次世代を育ててくれる環境が整っていくとうれしい」
ダンス経験は関係なし! とにかく一緒に体を動かすことから始めるのがチョッパー流。 「ギャングたちが始めたダンスなので舐められるじゃん、だから絶対負けないっていう前のめり、だから猫背!」 生徒と同じ目線に立ち、分かりやすい言葉でレクチャー。 「じゃあ次はこうやって…」 休む間もなく、どんどん次のステップへ。 ブレイキンの見せ所、回転技にも挑みます。 「そうそうそうそう!うまいね」 「構えてくるくる!はい!」 たった30分、基本の動きをマスターさせたら、曲に合わせ、本格的なブレイキンに! 「個性が大事だからブレイキンは自分は自分らしく!」 「ガンガンいかないと教えられない。50分しかないときは」 「何事も一生懸命やろうっていうのを俺らは教えたい」 「ブレイキンに会うまで、僕チョットそれができていなくて、ブレイキンに出会ってかなり変わったんですよ、人生が」 長野市出身の真鍋さん。 中学高校とバスケットボールを続けていましたが、どこかで本気になりきれない自分に悶々とした気持ちを抱いていたといいます。 「なんか燃え尽きない悶々としていた時期、それがずっと続いていた」 「ぶつけるところがなくてつまらなかったんですよね日々が。そうなったときに仲間と夜遊びしたりするのが逃げ道だったのかなと」 「俺って何やってるんだろうっていうのがあって、それが変わりましたね、ブレイキンに出会ったことで」 大学時代、本格的にブレイキンを始め、見る見るのめり込んでいきました。 サークル活動だけではなく、全国で開催されるバトルにも参加し、同じ道に打ち込むかけがえのない仲間と出会いました。 「そのままでいいんですよ、僕のままでいいし、僕の感情でいいし、僕の姿かたちでいいし、僕のスタイルでいいし、それまでは僕、そういうのに出会ったことがなかったんですよね」 レッスンの締めは、2つのチームに分かれ、オリンピックと同じバトル形式にも挑戦。 自分たちの個性を大切に、互いの良さを認め合う、ブレイキンの真髄に触れてもらいたいと考えています。 「みんな個性あるじゃん、お父さんお母さん違うでしょ、顔も違うでしょ、手の長さも違うじゃん、そういうの全部生かせるダンスなのブレイキンって」 「個性、みんなこれからどんどん出てくると思うからそれを大事に。ブレイキンじゃなくてもそういうの大事にしてほしいなと」 女子生徒: 「ダンスが私は凄く苦手なんですけど、リズムに乗って体動かすのは楽しくて」 「なんか体が気持ちよかったです」 男子生徒: 「自分のスタイルをダンスで表してダンスの輪の中で語り合える文化はいいと思った」
【関連記事】
- 「子どもの数が増えて…」人口が増え続ける村…40年で人口が何と1.6倍に!給食センター新たに建設、保育園増改築…それにしてもナゼ増えている…?取材して分かった納得の理由
- 人食いバクテリアに感染したプロ野球選手が激白 赤く腫れあがった左手「たまたま運良く生きているが…」致死率は30%とも…
- 「こんな国に産んでごめんね…」「こんな腐った世の中を見せずにすんで良かった…」ともに我が子を事故で亡くした母親が残した言葉…親が調べて検察を動かし中3死亡事故は最高裁の判断へ、変わらない交通事故初動捜査の問題点
- 小1男児がいつもと違う停留所で降車「なぜ?」自宅から4キロ離れた場所から徒歩で帰宅… 長野・小海町
- 【実際の音声あり】「お客様の電話番号は本日で利用停止されます…」さらに「詳しくは1を押してください…」1を押すと…「+」がつく国際電話番号からの詐欺電話相次ぐ、出たりかけ直したりしないで…