マンU冬の補強最優先は左SB? チェルシーで構想外となったチルウェルをターゲットに
怪我人が出ているポジション
マンチェスター・ユナイテッドは冬の補強でチェルシーでプレイするDFベン・チルウェル(27)の獲得に興味を持っているようだ。英『TEAMTALK』が報じている。 今夏ディフェンスラインをテコ入れしたユナイテッドはマタイス・デ・リフト、レニー・ヨロ、ヌサイル・マズラウィらを獲得した。しかし、まだ解決しなければならないポジションがある。左SBだ。ルーク・ショーはコンディション万全であれば、問題はないが、ここ数年は怪我に悩まされており、タイレル・マラシアの離脱もずっと続いている。 現在は主に右利きのディオゴ・ダロトが左SBで起用されているが、CBのリサンドロ・マルティネスを左SBで起用しなければならない状況の時もある。そのため本職の左SBの補強は必須となる。 そんななか、目をつけたのがチルウェルだという。今夏エンツォ・マレスカがチェルシーの新監督に就任して以降、チルウェルは構想外となり、現在はククレジャ、ベイガに次ぐ3番手という立ち位置に。今夏にも新天地を探したが見つからなかったチルウェルは再び冬の移籍市場で移籍先を模索する可能性が高い。 ユナイテッドは現在エリック・テン・ハーグ監督の去就が大きな話題と呼んでいるが、同メディアによると、テン・ハーグ監督の去就関係なく、ユナイテッドは冬の移籍市場でチルウェル獲得に全力を尽くすつもりだという。 しかし、チルウェル獲得に興味を示しているのはユナイテッドだけではなく、アトレティコ・マドリード、ユヴェントスといったクラブも冬の移籍市場で獲得に動き出す可能性があるとのこと。 チルウェルも決して怪我が少ない選手ではなく、そこはユナイテッドも懸念すべき点になるかもしれないが、チェルシーで居場所を失った27歳の獲得に動き出すのか。
構成/ザ・ワールド編集部