全仏OPとウィンブルドン準優勝のパオリーニ撃破 ムチョバが2年連続8強へ<女子テニス>
全米オープン
テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は日本時間3日(現地2日)に女子シングルス4回戦が行われ、世界ランク52位のK・ムチョバ(チェコ)が第5シードのJ・パオリーニ(イタリア)を6-3, 6-3のストレートで破り、2年連続2度目のベスト8進出を果たした。 【ムチョバ、シフィオンテクら 全米OP組合せ】 昨年大会でベスト4進出を飾っている28歳のムチョバ。今大会は大坂なおみやA・ポタポヴァらを下し16強へと駒を進めた。対するは今季、全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)とウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で準優勝を果たしている好調のパオリーニとなった。 この試合、ムチョバはファーストサービスが入ったときに82パーセントの高い確率でポイントを獲得。パオリーニのブレークを1度に抑えると、リターンゲームでは7度のチャンスのうち4度ブレークに成功。1時間9分で快勝し、2年連続のベスト8入りを決めた。 ムチョバは準々決勝で第22シードのB・ハダッド=マイア(ブラジル)と対戦する。ハダッド=マイアは4回戦で世界ランク71位のC・ウォズニアッキ(デンマーク)をフルセットで下しての勝ち上がり。 同日には第6シードのJ・ペグラ(アメリカ)らが8強入りした。