キッチンカーずらり48台 海眺めグルメ満喫 苫小牧
道内最大規模のキッチンカーイベント「キッチンカー21@トマベイウオーターフロント2024」が29日、苫小牧港・西港北埠頭(ふとう)キラキラ公園で開幕した。初日は道内各地からキッチンカー48台が集まり、家族連れなどで大にぎわい。7月7日まで土・日曜の4日間、ダンスバトルやドッグラン開設、車両展示などさまざまなアトラクションも展開する。 初日は好天に恵まれ、開始の午前10時から、市民らが続々と入場。会場はお好み焼きやもつ焼き、かき氷、クレープなど多彩なキッチンカーが並んで食欲を誘う香りが漂い、訪れた人は目の前に広がる海を眺めながらグルメを満喫した。 市内沼ノ端地区から家族3人で訪れた会社員山田孝幸さん(41)は「開場と同時に来たので、車もすぐに止められた」と喜び「この季節の苫小牧は過ごしやすい。フライドポテトや厚切り牛タンを食べた。また来たい」と話していた。 今年で4年目のイベント。主催は昨年まで官民連携組織「苫小牧都市再生プロジェクト委員会」だったが、今年はキッチンカー所有者団体KAJ(キッチンカーアソシエーションジャパン)、苫小牧観光協会、市に改め、企画のさらなる充実を図っている。 イベントは入場無料、各日午前10時~午後5時。キッチンカー数は開催日によって異なり、きょうが最大、最小は約30店の見込み。
苫小牧民報