左は売り上げランキングで1位の『242CB＋』、右は新たに発売された『スリクソン ZXi7』

アイアン部門ではブリヂストンの『242CB＋』が発売以来、5週連続でトップ。2位にも『241CB』が入っており、同シリーズが好調なセールスを記録している。3位には『ゼクシオ13』、そして4位にピンの『G430』が続いている。アイアンの販売状況について、PGAツアースーパーストア大宮店の門村勇治さんに話を聞いた。 『242CB＋』『241CB』『スリクソンZXi7』『G430』『ゼクシオ13』のアイアンの顔を等倍で比較！【写真】 「ブリヂストンは試打クラブを打たれる方も多くて、当店でも『242CB＋』は順調に売れています。『打感が良い』『顔が構えやすい』という感覚的な部分を評価する声が多いです。一時期は飛距離重視の飛び系アイアンがよく売れましたが、最近は打感が良いアイアンが評価されるようになりました。今年の前半に大ヒットした『Xフォージド』や、ロングセラーになっているタイトリストの『T150』『T200』も打感に対する評価が高いです」   3位の『ゼクシオ』もゼクシオサウンドと呼ばれる爽快な打球音が魅力で、4位の『G430』も前作から大幅に打感が改善された。そして『241CB』『242CB＋』は今秋発売されたアイアンの中でも最も打感が良いと言われている。   「打感に関して言えば、10月10日に発表されたばかりの『スリクソン ZXiシリーズ』はかなり期待大です。アイアンは3モデル発表されましたが、特に『S15C』という軟らかい軟鉄素材を使った『ZXi7』は大ヒットの予感がします」   『ZXi7』はすでに小祝さくらがツアーで投入し、「『ZXi7』は、トップラインが真っすぐで、構えやすい。低い音が良くて、球を押し込む感じがあります。ややつかまった球が出るヘッドがいいですね」と絶賛していた。   『スリクソン ZXiシリーズ』の発売は11月9日。ブリヂストンとダンロップによるトップ争いにも注目だ。   【アイアン売り上げランキング　トップ3】 1位　ブリヂストン　242CB＋ 2位　ブリヂストン　241CB 3位　ダンロップ　ゼクシオ13 ※データ提供：矢野経済研究所、9月30日～10月6日のデータ   ◇　◇　◇   今季2勝を挙げている小祝さくら。彼女のバッグを見ると面白いギアを発見。関連記事【今季2勝の小祝さくらの14本を激写！　「コンパクトでややつかまるヘッド＋しっかりシャフトがいいんです」】を読めば、正確なショットの理由がわかる。