蔵活用、カフェ&バーに 富山県高岡市の山町筋、ファンタジー空間演出
土蔵造りの建物が並ぶ富山県高岡市の山町筋で蔵をリノベーションしたカフェ&バーが開店した。ファンタジーの世界をイメージした空間に、アート作品や地元の伝統工芸品を展示していく。 店は、高岡市小馬出町の「FREAK(フリーク) FREAK」。同市の会社員、塩川琢將さんと朝山博勝さんがクラウドファンディングを活用し、自分たちで内装を手がけた。 カウンターやいすは地元の木材で手作りした。店内には流木を飾り、ファンタジー系のゲームの雰囲気を演出。ビルの1階と中庭を通り抜けて店に至る造りとなっており、ビル内に流木をあしらってライトアップした。 今後、気軽に見てもらえるようアーティストの作品や鋳物、漆器といった地場産品を展示する。オリジナルのドリンクやカクテルも試作している。 営業は土日祝日のほか、金曜・祝前日の夜。店を切り盛りする塩川さんは「ファンタジーのコンセプトを大事にし、非日常を体験できるような店にしたい」と話す。