「万作・萬斎の会」初となる“狂言と落語の会”開催決定、三遊亭竜楽が「松山鏡」披露
「第二十四回よこはま『万作・萬斎の会』at横浜にぎわい座~狂言と落語による」が、4月29日に神奈川・横浜にぎわい座で開催される。 【画像】左から三遊亭竜楽、野村万作。(他2件) 「万作・萬斎の会」は、野村万作、野村萬斎親子による、毎年恒例の狂言公演。今回は、初となる“狂言と落語の会”として、石田幸雄、岡聡史、中村修一による狂言「鏡男」、万作、野村裕基、萬斎の三代による狂言「縄綯」の上演に加え、三遊亭竜楽が、狂言「鏡男」を元ネタとする落語「松山鏡」を披露する。なお本公演は、萬斎による解説付きとなる。 公演に向け、万作は「私は竜楽さんの大師匠に当たる円生さんの落語が大好きです。それは話しに徹していて、無駄な動きをしないからです。狂言も動きより言葉の表現が難しいと最近つくづく思います。私は今回竜楽さんの落語を初めて聞きます。殊に狂言から影響を受けた『松山鏡』です。楽しみにしています」、竜楽は「万作先生には、落語家の修業では得ることのできない言葉の抑揚、美しく洗練された動きをご指導いただきました。私の落語は狂言のエッセンスに支えられています。そんなところを感じていただけたら幸いです」とそれぞれコメントした。 チケットの一般販売は、3月25日10:00にスタート。 ■ 第二十四回よこはま「万作・萬斎の会」at横浜にぎわい座~狂言と落語による 2024年4月29日(月) 神奈川県 横浜にぎわい座 □ 出演 解説 野村萬斎 狂言「鏡男」 石田幸雄 / 岡聡史 / 中村修一 落語「松山鏡」 三遊亭竜楽 狂言「縄綯」 野村万作 / 野村裕基 / 野村萬斎