ルーキー・石田裕太郎が3戦3勝! DeNA創設以来“最強新人右腕”になることはできるのか!? 目指せ上茶谷・大貫・三嶋超え!
DeNAのルーキー石田 裕太郎(静清出身/中央大→DeNA5位)が7月2日のヤクルト戦(横浜スタジアム)で3勝目をマークし、これで初登板から3戦3勝となった。 筒香嘉智はやっぱりすごい! 城島・福留ら過去の“MLB帰りスラッガー”の中でも屈指の成績! 6月9日の一軍初登板から一般的な登板間隔である中6日での起用はここまで一度もない。しかし2試合目でマダックス(100球未満での完封勝利)を達成するなど、長いイニングを投げきるだけのスタミナはある。早い段階で先発ローテーションの一角に入る可能性もありそうだ。そうなれば2桁勝利は少し難しくとも、それに近い数字を残すことも期待できる。 さてここで球団の運営がDeNAとなってからにおけるルーキーの勝利数を見ていきたい。DeNAとしてセ・リーグで戦っている2012年以降、新人投手で2桁勝利を達成したのは、2017年の濵口 遥大(10勝/三養基高→神奈川大→DeNA1位)と2018年の東 克樹(11勝/愛工大名電高→立命館大→DeNA1位)の2人だけだ。この2人に続くのが2016年の今永 昇太(8勝/北筑高→駒沢大→DeNA1位)となっている。3人はいずれも左腕であり、右腕でルーキーイヤーから8勝以上をマークした投手は1人もいない。 右腕では2019年の上茶谷 大河(7勝/京都学園高→東洋大→DeNA1位)がもっとも勝ち星を挙げている。それに続くのが上茶谷と同じく2019年の大貫 晋一(6勝/桐陽高→日本体育大→新日鉄住金鹿島→DeNA3位)、そして2013年の三嶋 一輝(6勝/福岡工高→法政大→DeNA2位)だ。 はたして現在3勝の石田は大貫と三嶋の6勝、そして上茶谷の7勝を超えることができるだろうか。これからの登板にも注目だ。
<DeNAの新人投手勝ち星ランキング>
※2012年以降 ※☆は左腕 11勝:東 克樹☆ 10勝:濱口 遥大☆ 8勝:今永 昇太☆ 7勝:上茶谷 大河 6勝:大貫 晋一、三嶋 一輝