33歳でキャリアハイとなる《14ゴール20アシスト》 中国で7年戦い続けるオスカルは今でも圧倒的だった
ウー・レイとともに驚異的な数字を記録
勝ち点差1の激しいレースを制し、今年の中国スーパーリーグを制したのは上海ポートだった。上海ポートは今月2日に天津津門虎を5-0で撃破し、2位上海申花を振り切った。 目立ったのは上海ポートの攻撃力で、リーグ戦30試合で96ゴールを記録。その中で大きな存在感を放ったのは、中国7年目のシーズンを戦っていたMFオスカルだ。 2017年にチェルシーを離れ、上海ポートへ向かったオスカルも33歳とベテランに。中国スーパーリーグはかつての勢いを失ったが、オスカルは中国に残り続けた。今季はリーグ戦で14ゴール20アシストと圧巻の成績で、この数字はどちらも上海ポートでのキャリアハイとなる。 さらにチームでは中国代表FWウー・レイもリーグ戦34ゴールと爆発し、得点王に。オスカルの20アシストもアシストランク1位の数字だった。 オスカルと上海ポートの契約は今年12月までとなっていて、一部では契約を延長せずに中国を離れるとの話もある。ここまで上海ポートでの通算成績は245戦76ゴール137アシストと見事なもので、中国スーパーリーグ全体においてもオスカルの獲得は大成功だったと言えそうだ。
構成/ザ・ワールド編集部