時計の目利きが断言! いま買うべき、一生モノのご投資ウォッチ4選
頑張った自分へのご褒美として、一生モノのウォッチをゲットしたい。とはいえどんな視点で選ぶべきか、迷っている人も多いはず。今回は、東京・渋谷でヴィンテージウォッチとアパレルを取り扱う、ECW SHOTO(江口洋品店・江口時計店)オーナーの江口大介さんに、女性ならではの楽しみ方ができて、かつ一生使える名品をASK!
「カルティエ」 ベニュワール
女性らしさを凝縮した、究極のエレガンスウォッチ 「“ベニュワール”は『カルティエ』の中でもっともエレガントな、ジュエリーウォッチの代表格。1912年、ルイ・カルティエによって角を丸く仕上げた長方形のウォッチが考案されて以降、モダンさを備えたウォッチとしてアップデートされ続けていますが、今年コレクション史上初としてバングルタイプのブレスレットウォッチが登場しました。デザイン面では洗練されたインデックスやリューズなど、基本的なディテールはほとんど変わっておらず、トレンドに流されず長く愛用できます。これ以上ないほどのエレガンスを感じる美しい時計ですが、一生ものとして選ぶなら『カルティエ』のもつデザインの強さをもっとも引き立てるであろうイエローゴールドを」 ウォッチ(YG、ケースサイズ24.6×18.7mm、クオーツ)¥1,953,600/カルティエ
「カルティエ」 サントス デュモン
パートナーとシェア使いしたいジェンダーレスな一本 「一生愛せる時計を購入する際、近年はパートナーとシェアできるというのも大きなポイントになってきています。『カルティエ』の“サントス”は正方形の端正なフォルムとメゾンを象徴するビスモチーフがポイント。幾何学的な造形でありながら柔らかさがあり、男性が着けるとほど良くセクシーに、女性がつけると凛としたかっこよさが感じられます。シェアウォッチとして買うなら、やや小ぶりなSMがおすすめ。“タンク”と同じく、『カルティエ』のなかでも古くから親しまれる伝統的なコレクションですし、メゾンの確固たるアイデンティティを受け継いだ名作です」 ウォッチ(PG、ケースサイズ38×27.5mm、クオーツ)¥1,702,800/カルティエ