清水美砂「日本の素晴らしさ表現したい」受賞した主演作の舞台・成田空港はインバウンドで人材不足
俳優の清水美砂が12日、都内にて行われた「Branded shorts of the Year」に登壇。観光映像大賞では、清水美沙が主演した千葉県成田市の観光映像作品の受賞に感激した。 【写真】「Branded shorts of the Year」受賞者たち 「BRANDED SHORTS」は国際短編映画祭ショートショートフィルムフェスティバル& アジア2024(以下、SSFF &ASIA)内で開催される、ブランデッドムービー(企業や広告会社がブランディングを目的に制作したショートフィルム)を表彰する。合わせて地方自治体によるPR映像を表彰する観光映像大賞も実施する。 今年の観光映像大賞ファイナリストに残ったのは、岐阜県瑞浪(みずなみし)市、神奈川県小田原市、千葉県成田市、福島県浜通り地域、秋田県秋田市。 そのうち、観光映像大賞観光庁長官賞を受賞したのは千葉県成田市による、成田空港を舞台にした『空の港のありがとう』。 同作は、清水美砂が演じる、仕事にやりがいを見いだせなくなっていた成田空港のグランドハンドリングスタッフが、人々との触れ合いを通して大切なことを再発見する物語。 登壇した清砂は「私は女優として作品の小さい大きいということはあまり考えていません。これからも日本人として、日本の素晴らしいところを表現していきたい」と受賞に感激。 成田空港地域映画製作委員会代表の下田真吾氏は「成田空港は今、インバウンドでコロナの打撃から急速に回復している一方、人材不足と言う課題を抱えている」と作品を通して、成田空港と地域の発展に寄与したいと語り、髙橋一郎官公庁長官も「日本の表玄関として人々を迎える心の気概を感じた」と高く評価していた。 「Branded Shorts of the Year」は、ナショナル部門に、実在の社員の半生をモチーフとした東レ株式会社の『ストレートパス』、インターナショナル部門にはサニタリーアイテムを提供するModibasicsによる『I'm Dying Inside』が受賞。「Deloitte Digital Award」には堺雅人主演の『できないことは、みんなでやろう。「紅丸」篇』。「BRANDED SHORTS HR部門supported by Indeed HR Best Short Award」は全国料理業生活衛生同業組合連合会による『そう、あの料理店で・・・#1 修行篇』が受賞した。