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【11月17日 KOREA WAVE】合計特殊出生率0.7人という深刻な少子化が続くと、20年後に韓国の経済成長率は0％台に落ち込むという見通しが、国会予算政策処の2024年度予算案分析報告書に盛り込まれた。 報告書は、このまま少子化が続くと、韓国の総人口が2020年の5184万人から2040年には4916万人に減少すると予測した。 予定処が人口減の中位シナリオを分析したところ、現在年2.2％水準の長期経済成長率は2030年代には1.5％に下がり、2040年代に0.9％と1％割れになる。その後は2050年代は0.8％、2060年代は0.7％とさらに落ち込む見通しだ。 つまり2040年代からは0％台の超低成長が「ニューノーマル」（新たな基準点）になるということだ。 さらに、出生率が今より低くなる低位シナリオでは、2030年代1.2％、2040年代0.7％、2050年代0.3％へと急落。60年代にはせいぜい0.1％の成長率になるという。 予定処は「時間がたつほど否定的な影響が拡大し、2030年代から成長率を引き下げるようになる。人口が韓国の成長率を決める核心要因という点を考慮しなければならない」と強調した。 （c）KOREA WAVE/AFPBB News