【湘南】２カ月ぶり先発の畑大雅が100試合出場セレモニーで両親から花束「感謝の気持ち」
＜明治安田J1：湘南1－2C大阪＞◇第31節◇22日◇レモンS 湘南ベルマーレがセレッソ大阪に1－2で逆転負けを喫し、勝ち点で並ばれていた降格圏内の18位ジュビロ磐田を引き離せなかった。 右脛骨（けいこつ）高原骨折で離脱していたDF畑大雅（22）が約2カ月ぶりの先発復帰を果たした。 左ウイングに名を連ねると、得意のスピードを生かした突破などで左サイドを活性化させた。ただチームはイージーなミスから同点に追いつかれ、背後への一本のパスから逆転された。「単純にボールロストは多かったし、今週準備してきて気をつけようとした中であれをやられてしまった」と表情は暗かった。 ただチームとして押し込む時間は長く、1－3で完敗したアルビレックス新潟戦からの改善は確かにみられた。畑も「新潟ほどネガティブな内容ではないと思います。比較的やりたいことができる時間帯もあった」と手応えを感じた。残り7節で残留争いを勝ち抜くイメージはできている。 この日は、試合前に8月31日のサガン鳥栖戦で達成したJリーグ通算100試合出場のセレモニーが行われた。両親から花束を渡され「感謝の気持ちもありましたし、こういう舞台に立たせてあげられて良かった」と喜んだ。さまざまな人の思いを胸に、背番号3がピッチを駆け回る。【佐藤成】
