昨季はN・フォレストで“300分”しかプレイできず…… ドルトムントの悩める逸材G・レイナのキャリアはどうなる
最近は怪我にも悩まされている
24日にブンデスリーガ開幕節でフランクフルトと対戦したドルトムントは、2-0と勝利を収めた。 そしてこのゲームのラスト9分間だけ出場したのが、ノッティンガム・フォレストへのレンタル移籍から戻ってきたドルトムントMFジョバンニ・レイナだ。 レイナはアメリカサッカー界の将来を担う人材として期待されてきた選手で、ドルトムントでは同じアメリカの先輩FWクリスティアン・プリシッチもプレイしていた。ドルトムントにとってもプリシッチの後継者候補との期待があったはずだ。 しかし最近のレイナは怪我に悩まされており、昨季も怪我に苦しんだ。次第にドルトムントでも出番を失い、今年1月にノッティンガム・フォレストへレンタル移籍。昨季後半戦をプレミアリーグで過ごした。 ただ、ノッティンガム・フォレストでも300分間しかプレイできていない。ほとんどインパクトは残せぬまま、半年のレンタルを終えてドルトムントに戻ってきたのだ。 現状はドルトムントでも主力とは言えないか。それでもクラブのセバスティアン・ケールSDはレイナの能力を高く評価しており、今季チームで特別な役割を果たせるはずと期待をかけている。 「彼は自分の役割を受け入れないとね。この夏に彼と役割について話をしたし、彼を必要とするゲームも出てくるはずだ。彼の能力が素晴らしいことは分かっているのだからね」 怪我の影響もあり、ここ1、2シーズンは少々影が薄くなっている。まずは怪我なくシーズンを戦い抜くことが求められるが、ドルトムントで主力の座を掴めるだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部