奈緒主演『先生の白い嘘』嘘と本音が入り混じる――違和感に満ちた本編冒頭映像公開
奈緒が主演する映画『先生の白い嘘』(7月5日公開)より、嘘と本音が入り混じる違和感に満ちた本編冒頭映像が解禁。また、原作者・鳥飼茜からのコメントが到着した。 【動画】映画『先生の白い嘘』本編冒頭映像 原作は累計部数100万部を突破の同名漫画。ひとりの女性が抱える「自らの性に対する矛盾した感情」や、男女間に存在する「性の格差」に向き合う姿を描くことで、人の根底にある醜さと美しさを映し出したヒューマンドラマ。歪み切った登場人物たちによる狂気的愛憎の四角関係と観る人の心の奥底をエグるストーリーが展開される。男女の性差にほんろうされ葛藤する主人公・原美鈴を奈緒が演じ、猪狩蒼弥(HiHi Jets)、三吉彩花、風間俊介らが共演。 冒頭映像は、美鈴の「人間を2つに分けたとして、必ずどちらかが少しだけ取り分が多い、とわたしは感じている」と心の内に秘める人の不平等さについてのモノローグから始まる。 その後、場面は一転、居酒屋で待つ彼女が映し出され、そこに親友の美奈子(三吉)と美奈子の恋人の早藤(風間)がやってくる。一見どこにでもいる友人同士に和気藹々とした雰囲気に見えるが、3人それぞれに何か含みを帯びたヒリついた会話が繰り広げられる。そんな中、唐突に美奈子が早藤と婚約したことを美鈴に告げる。少し間をおいて美鈴はぎこちない笑みを見せ、「おめでとう」と伝える。 そこからシーンは、美鈴の職場である高校へと移り変わる。彼女はいつもどおり学校に行き、生徒たちを教卓から見下ろして密かに自尊心を満たす。そして、無機質な表情と声で「それでは授業、始めます」と言う。傷つかないために見て見ぬふりをする、嘘をつく。それでも隠しきれない本音が垣間見えるシーンに本作への期待が高まる。 また、鳥飼が実写映画化を記念してコメントを寄せた。このテーマを描くきっかけ、映画化についてなど自身の今の強い想いが綴られている。 映画『先生の白い嘘』は、7月5日より全国公開。 ※コメント全文は以下の通り