【カルティエ、ロレックスetc.】“ファッショニスタ”スタイリストの濃い「ジュエリー購入年表」に憧れる!|STORY
40代|最愛であり憧れだった母が残してくれた「パティックフィリップのカトラバ」
そして40代で最愛の母が病気で亡くなり、私に形見として残してくれたのが『パティックフィリップのカラトラバ』です。これは私にとって特別な1本。私が子供の頃に手を繋いで歩いていた頃、母の手元にあった思い出の詰まった時計です。 子供の頃は「時計」としてただ漠然と憧れていたものですが、大人になりそれがパティックフィリップというマニファクチュールのブランドで、世代を超えて銘品と評価されるカラトラバということを知り、それを選んだ母のセンスの良さと偉大さを改めて感じました。ストラップを交換して、今も特別なときに身につけています。
40代半ば|日々変化する文字盤とベゼルのカラーが魅力的な「ロレックスGMTマスター」
S Sと18Kのコンビの『ロレックス GMTマスター』はアンティークで40代半ばに友人経由で手に入れました。こちらもケース径が39.5mmのメンズサイズ。使うほどに愛着を感じ経年変化する文字盤とベゼルのカラーが特別で、今日常では一番出番が多くなっています。
50歳前後|コレクション欲を刺激された「パンテール ドゥ カルティエのリング」
そして50歳前後からコレクションし始めたのが、カルティエのリングたち。なかでも『パンテール ドゥ カルティエ』のリングは一つ手に入れたら「多頭飼い」したい!って想いが強くなって、短期間で2個手に入れちゃいました。いつも2つ一緒につけて可愛がっています。 パンテールのリングって顔をよーく見ると、一つ一つ微妙に表情が違って見える気がするんですよ。だから「自分だけのパンテール」という思いが強くなって、愛着も深まり私のトレードマークのようになっています。 いつかはジュエリーボックスに「カルティエの動物園」を作るのが夢です。ごっついパンテールを身につけたおばあちゃん、ロックで素敵じゃないですか?それがこれから先、私の目指すスタイルの一つです 撮影/Kent Chan 取材/安西繁美 ※アイテムはすべてご本人私物です。