【NFL】RBエドワーズとローマンOCとの再会に「100%」興奮しているとチャージャーズRBドビンズ
今オフシーズン、ランニングバック(RB)J.K.ドビンズはロサンゼルス・チャージャーズへの移籍に伴い、チェサピーク湾から、太平洋までわずか数マイルの場所に移っている。
風に塩気が含まれていることを除けば、この移動は新鮮な海の空気を吸い込むようなものだった。2023年にまたしてもシーズン終了につながるケガ――今回はアキレス腱(けん)断裂――に見舞われるも、そこから回復し、現在は良い調子だと感じているドビンズは、ネガティブなイメージを払拭する準備ができている。
現地29日(月)、ドビンズは健康状態と回復度合いについて「今は100%回復している」と明かした。
「大したことではなくて、足首の捻挫みたいなものだった。すごく簡単だった。膝のケガはかなりきつかったからな。アキレス腱は簡単だったと言える。単純にそう感じたんだ。かなり簡単だった。こういうケガは経験済みだ」
「この2年間は嵐のようだった。素晴らしいプレーができていると思っていたのに、気がつくとケガをしている。ケガをしやすいというレッテルが貼られてしまったけど、もうその嵐は過ぎ去ったと思う。俺は今から飛び立つつもりだ。悪化することはないだろう。ケガをしやすいというレッテルはまた消えるはずだ」
ドビンズのキャリアはボルティモア・レイブンズで華々しく幕を開け、ランゲームで相手を圧倒することで知られていたトリオの1人として活躍した。新人時代にもそうした期待に応えたドビンズはキャリー134回で805ヤード(キャリー平均6ヤード)、タッチダウン9回を記録。レイブンズはそのシーズンを11勝5敗で終え、ワイルドカードの座を手に入れてプレーオフに進出している。
しかし、楽観的な見方はそこから次第に消えていった。ドビンズは2021年のプレシーズンにシーズン終了につながる膝のケガに見舞われ、2022年もまた別の膝の問題で8試合の出場にとどまっている。2023年、ついに健康を取り戻したドビンズだったが、またしても不運に見舞われ、シーズン第1週にアキレス腱を断裂。そこで、10試合以上に出場したシーズンが1シーズンしかないまま、レイブンズ時代は実質的に終了した。