エッフェル塔の資料写真［Ｐｉｘａｂａｙ］

昨年１０月７日、パレスチナ武装勢力ハマスのイスラエルへの奇襲攻撃で犠牲になった人々をたたえるため、フランス・パリの象徴であるエッフェル塔が７日（現地時間）夕方、一時消灯される。 パリ市役所は、ハマスの前例のない攻撃による犠牲者を追悼するため、同日夜１１時４５分、エッフェル塔をしばらく消灯すると、ＡＦＰ通信に明らかにした。エッフェル塔は普段午前１時までライトアップしている。 パリ市役所は「２１世紀最初のポグロム（ユダヤ人迫害）であるこの卑劣な攻撃は中東を混乱に陥れ、数万人の民間人犠牲者を生んだ」とし「パリ市長は追悼の意味を越え、正義で持続的な平和に向けた解決策を模索することを促す」と明らかにした。 パリ市は昨年、ハマスの攻撃が起きた翌日もエッフェル塔をしばらく消灯し、犠牲者を追悼した。同年１０月９日には、エッフェル塔にイスラエル国旗の模様を掲載した。