秋の全国交通安全運動 期間中の死者は3人 今年に入り死者数増で「危機的状況」
30日まで行われた秋の全国交通安全運動で、愛媛県内では期間中交通事故の発生件数は減少したものの死者数は3人と、前の年に比べ増加しました。 先月21日から30日までの秋の全国交通安全運動期間で、県警では歩行者の交通事故防止や自転車のヘルメット着用の徹底に向けた街頭啓発などを行いました。 期間中の10日間で県内で発生した交通事故は48件で、去年に比べ9件減りました。 一方、交通事故で亡くなった人は前の年が0人だったのに対し、今年は3人と増加していています。 このうち、今月28日には砥部町の国道でバイクと普通乗用車が衝突する事故があり、バイクを運転していた19歳の男性が死亡しています。 今年に入り30日までに交通事故で亡くなった人は県内で36人で、前の年より7人増えていて県警交通企画課は、危機的な状況だとして「今後も夕暮れ時の早めのライト点灯や反射材の着用などを心がけてほしい」と呼びかけています。