「最も危険な選手を代える理由はない」久保建英のダービー“早期交代”にソシエダ番記者が苦言「天才がランプをこするのを待つのが定石だ」【現地発】
久保の交代理由について問われた指揮官は…
ただ、エンドが変わった後半、少なくともボールに触れる機会は増えていた。しかし25分、何を思ったのかアルグアシル監督はタケとバレネチェアの両ウイングを同時に下げて万事休す。 試合後、その交代理由について問われた指揮官は、「私にとって、誰ひとり輝いている選手はいなかった。もし11人を交代させられるなら、11人とも交代させていたよ」と回答。その言葉を聞いた瞬間、天才がランプをこするのを待つのが定石だろうと私は思ったが、案の定、ファンの間でも反発の声が上がった。 それもそうだろう。ソシエダが攻めあぐんでいたとしても、わずか1点のビハインドだ。そのような展開で、最も危険な選手をピッチに立たせたままにしない理由はなかったはずで、タケは間違いなくその1人だ。悪い予感が的中するように、その後、ソシエダが得たチャンスはセットプレーからの1度だけだった。 悪いことは重なるもので、アルグアシル監督は試合後、キャプテンのオジャルサバルにまでゲームプランをダメ出しされる始末。むやみやたらに対立を煽る連中がいるので、一応記しておくが、タケもそうであるように、両者は良好な関係を築いている。 ただそれと采配に疑問を呈するのはまた別だ。タケがピッチに立っていれば、鐘が鳴る可能性はそれだけ大きくなるだから。 取材・文●ミケル・レカルデ(ノティシアス・デ・ギプスコア) 翻訳●下村正幸
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