新藤再生相「共生へ相互理解を」 クルド人ら居住、川口市を視察
新藤義孝経済再生担当相は13日、地元の埼玉県川口市で少数民族クルド人ら外国籍住民が多く住む地域を視察した。その後、仮放免者や一部外国人の迷惑行為への対応について市側と意見交換し「外国人と共生するための相互理解を充実させていく必要がある」と述べた。 視察には出入国在留管理庁の幹部らが同行。英語やトルコ語で「ポイ捨て禁止」と書かれた看板が設置された公園を見学し、外国籍住民が夜間に騒ぐといった近隣トラブルの説明を受けた。 新藤氏は視察後、3回目以降の難民申請者を強制送還の対象とすることなどを盛り込んだ改正入管難民法については「適切な運用がなされることを期待したい」と述べた。