“超攻撃型左SB”のテオに異変あり? 得点&アシスト伸びず、ドリブル数も低下の現状に不安の声が
レオンとの左サイド攻撃が生命線なのだが……
現在のミラン攻撃陣のカギを握っているのが左サイドだ。左のウイングに入るラファエル・レオン、それをサポートし、時に追い越していく攻撃型レフトバックのテオ・エルナンデスのコンビは強力だ。 ただ、伊『Gazzetta dello Sport』はエルナンデスの数字が伸びてこないと現状を不安視している。 今季はここまで1ゴール1アシストを記録しているものの、2020-21シーズンには7ゴール5アシスト、2021-22シーズンも5ゴール6アシストを決めてきた選手だ。今季のペースは少し物足りないかもしれない。 もう1つの気になるポイントがドリブルで、2020-21シーズンには1試合平均3.6回仕掛けていたドリブルも今季は2.3回まで減少している。 1試合平均シュート数も2021-22シーズンは1.3本、昨季は1.6本を記録していたが、今季は試合数の少ない現時点で1.1本とやや減少している。 また、守備面ではイエローカードの枚数が6枚と多くなっている。これはリーグ戦での数字だが、2021-22シーズンは32試合で6枚、昨季も32試合で7枚に抑えられていた。それが今季は9試合に出場して6枚だ。 同メディアはエルナンデスが以前ほどのパフォーマンスは見せられていないとの評価だが、レオンとエルナンデスのコンビが攻撃の生命線となってきただけに、エルナンデスにはもう少し得点&アシストを期待したいところか(データは『WhoScored』より)。
構成/ザ・ワールド編集部