スペシャルドラマ「グランメゾン東京」キービジュアル

木村拓哉が主演を務めるTBS系スペシャルドラマ「グランメゾン東京」の放送日時が、12月29日21時に決定。あわせて、同作に窪田正孝と北村一輝がゲスト出演することがわかった。連続ドラマに引き続き脚本は黒岩勉、演出は塚原あゆ子が担当する。 【画像】スペシャルドラマ「グランメゾン東京」ゲストはこの2人 完全新作のスペシャルドラマは、前作の舞台となったレストラン「グランメゾン東京」が、ミシュランガイドの三つ星を獲得したあとの物語が描かれる。新型コロナウイルスの蔓延で飲食業界が大打撃を受ける中、同店は生き残りのため大手企業傘下のフードコンサルティング企業と資本提携を結ぶが、見栄えだけの料理によってすべての星を失うことに。そんな折に、音信不通だったシェフ・尾花夏樹が日本に戻ってくる。木村が尾花、鈴木京香がグランメゾン東京のシェフ・早見倫子に扮し、玉森裕太（Kis-My-Ft2）、寛一郎、朝倉あき、吉谷彩子、尾上菊之助、冨永愛、中村アン、及川光博、沢村一樹もキャストに名を連ねた。 窪田が演じるのは、尾花と倫子が再会を果たすフレンチレストラン「メイユール京都」のシェフ・湯浅利久（ゆあさりく）。彼はパリで尾花とともに働いた経歴を持ち、メイユール京都をアジアで一番のフレンチの店にするため、尾花に立ち上げの手伝いを依頼していた人物。グランメゾン東京を訪れた際には、玉森扮する平古祥平に「どちらがおいしい伊勢海老料理を作れるか」と勝負を迫る好戦的な一面もある。 そして北村は、グランメゾン東京と資本提携をしている大手企業傘下の「NEXマネジメント」代表取締役・明石壮介（あかしそうすけ）役を担う。アジア人女性で初めて三つ星レストランのシェフになった倫子にビジネス勝機を見出し、フードブランドビジネスを広げてきた敏腕社長だ。料理をビジネスとしてしか捉えておらず、そのため、グランメゾン東京のメンバーは契約上自由に料理と向き合えない状況を余儀なくされている。さらに明石は、メイユール京都と新たな契約を結ぼうともくろむ。 窪田は「湯浅は尾花の相方として背中を任されている役ですが、木村さんに料理人の所作やしぐさ、手の動きなどを教えていただいたことが湯浅を演じるヒントにもなり、刺激的でした」と撮影時を回想する。北村は「人気ドラマで、ドジャースからオファーが来たような気分でとてもうれしかったです」と出演を喜び、「かなりいいスパイスになっているはずですのでぜひお楽しみに！」と視聴者に呼びかけた。 なお映画「グランメゾン・パリ」は、12月30日より全国ロードショー。 ■ スペシャルドラマ「グランメゾン東京」 TBS系 2024年12月29日（日）21:00～ ■ 窪田正孝 コメント あの「グランメゾン東京」の続編に参加できて素直に嬉しかったです。 湯浅は、純粋に「フレンチが大好き」で料理に嘘偽りなく真摯に向き合っているキャラクターです。今回、湯浅は尾花の相方として背中を任されている役ですが、木村さんに料理人の所作やしぐさ、手の動きなどを教えていただいたことが湯浅を演じるヒントにもなり、刺激的でした。 集大成の映画へと続く架け橋になる重要な要素がたくさん散りばめられているので、ぜひご期待ください。 ■ 北村一輝 コメント 人気ドラマで、ドジャースからオファーが来たような気分でとてもうれしかったです（笑）。 起承転結がはっきりしていてとてもおもしろい脚本で壮大だなと思いましたし、料理に関する人間模様や、尾花中心に対立する関係性も分かりやすく、おもしろい話になっています。 今回演じた明石には明石なりの正義があり、仕事も筋を通しているからこそ社員がいて「グランメゾン東京」とも契約ができていると思いました。若い人は特に、明石のような効率重視の考えが正論だと思う方もいると思いますので、それぞれの正義というものを意識して撮影していました。監督も現場をよく見ながら作り上げていたので、みなさんとてもいい雰囲気の中で自然に空気感のあるお芝居ができたと思います。 明石を演じるうえで自分の中でいろいろ工夫をして、ちょっとクセをいれています。かなりいいスパイスになっているはずですのでぜひお楽しみに！ (c)TBS