漢・出川哲朗、24時間生放送完走! 目の不自由な方へ音の出る信号機を ニッポン放送「第50回 ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」 番組終了25日正午時点の募金総額は5,004万6,125円
エンディングで、サプライズで盟友・ウッチャンナンチャンからメッセージが流れると、出川の目に涙が。そして事前取材で訪れた筑波大学附属視覚特別支援学校の児童がイマジンスタジオに駆けつけ「ありがとうの花」を合唱、代表の児童からの手紙も読まれると笑顔で聴き入っていた。最後に「ミュージックソンヒストリー」でも辿ってきた50年の歴史を紡いだ歴代パーソナリティのタイトルコールがリレー形式で流れ、出川の「本当にありがとうございました!サンキューミュージックソン!OK!イッツアロックンロール!」の言葉で24時間の生放送に幕を下ろした。 なお、番組が終了した25日正午時点の募金総額は5,004万6,125円となった。『ミュージックソン』は2025年1月31日までキャンペーンを実施中。引き続き募金も受け付けている。
■出川哲朗 完走後コメント
事前取材で筑波大学附属視覚特別支援学校に行ったときに、僕のことを認識していてくれていて、近付いて来てくれて、このお話を受けて本当に良かったと思いました。素敵な仕事をやらせてもらっていると感じました。リスナーから「本当に面白くてずっと笑って聴いている」というメールをいただいて、この24時間は間違っていなかったと思いました。 「音の出る信号機」設置のために、ほんの少しでも役に立てたなら嬉しいです。本当にありがとうございました。
■『ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』とは
「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」は、目の不自由な方たちが安心して街を歩けるように、『音の出る信号機』や、目の不自由な方の社会参加につながるアイテムを一つでも増やす基金を募るキャンペーンです。 1975(昭和50)年、音楽とラジオの力で社会に貢献できることをしたい、という想いからスタートした、当時としては画期的なラジオによるチャリティ活動で、「ミュージックソン」という言葉は『音楽』(ミュージック)と、24時間放送からイメージされる『マラソン』を掛け合わせて作られました。 キャンペーン期間となる毎年11月1日~翌年1月31日では、クリスマスイブの正午から24時間行われる生放送の特別番組を中心に置いています。 「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」はニッポン放送と九州朝日放送、STVラジオの3局でスタートし、翌年ラジオ大阪が参加、その後もラジオ福島、IBC岩手放送、青森放送、和歌山放送、ラジオ沖縄、中国放送、西日本放送が参加し、現在ではニッポン放送を含め、全国11局でこのキャンペーン・放送を実施しています。 今年のキャンペーン開始時までに50億2,711万5,255円の浄財が寄せられ、全国で3,457基の「音の出る信号機」を設置したほか、「声の図書」、「立体コピー」など多数の視覚障害者(児)用教育機器を贈ってまいりました。近年は機器の進歩に伴い、お贈りした「声の図書」の整備や、デジタル化などにも活用していただいています。 各放送局でも「音の出る信号機」の他、盲導犬の育成や教育機器の補助など、障害を持つ方の社会生活や子供達の教育への支援を行っています。 しかし、「音の出る信号機」老朽化にともなう機材更新のため、新たな設置箇所はなかなか増えていきません。また近年増加する視覚障害者の事故を防ぐための様々なツールも、まだまだ足りていない状況です。 今年、「ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」は50回目を迎えました。これまでと同様、ニッポン放送をお聴きの皆さんのご支援、ご協力を得て、思いやりと善意の輪をさらに広げ、目の不自由な方たちの幸福づくりに微力を尽くしたいと思います。ご協力のほど、よろしくお願いします。