ネットカフェで盗撮、部下へのパワハラ…陸士長ら3隊員を懲戒処分 陸自千僧駐屯地
陸上自衛隊千僧駐屯地(兵庫県伊丹市広畑1)は19日、インターネットカフェで盗撮したとして第3通信大隊の男性陸士長(26)を停職4カ月とするなど、隊員3人の懲戒処分を発表した。処分はいずれも同日付。 【イラスト】「男性社員の裸踊りはセクハラ。顔も見たくない!」と懲戒と異動を求めた女性社員 2人の真相に人事はびっくり仰天 同駐屯地によると、陸士長は2023年7月20日、尼崎市のインターネットカフェで、利用者の女性を盗撮したという。陸士長は依願退職する意向を示しているという。 また、24年3~5月ごろ、同駐屯地の執務室などで、複数の部下を威圧的な言動で指導し、精神的苦痛を与えたとして、第3師団司令部に所属する40代の男性1等陸佐を停職3日とした。 24年1月9日には、能登半島地震の救援活動で派遣された石川県輪島市の避難所の宿営地で、点火状態の灯油ストーブに誤ってガソリンを入れ、火を燃え上がらせてテントの一部を焼損させたとして、第3後方支援連隊の40代の男性1等陸曹を減給15分の1(1カ月)とした。(西尾和高)