「痛車」「痛バイク」ストリートを飾れ…大分市でイベント、大友宗麟の南蛮文化取り入れにちなみ
アニメや仮想空間といった現代文化や都市型スポーツをテーマにしたイベント「府内五番街ストリートフェスタ NOVAWAVE2024」が30日、大分市の府内五番街商店街で開かれ、多くの来場者でにぎわった。 【写真】熊本市電、鉄道むすめ「辛島みく」のオリジナルグッズ発売…開業100周年記念事業
大分を治めた戦国大名・大友宗麟が南蛮文化を取り入れたことにちなみ、ポップカルチャーに親しんでもらおうと九州を中心にアニメキャラクターなどが車体に描かれた「痛車」の普及活動をしている「ITASHAWEEK project」のメンバーらでつくる実行委員会が企画した。
会場では、痛車や痛バイクなど約40台が並び、通行人がスマートフォンのカメラを向けるなどしていた。このほか、1対1のストリートサッカー大会や、若者に人気が高い甲冑の展示などもあった。
自前の痛車を披露した佐賀市の参加者(31)は「自信作をたくさんの人に見てもらえてうれしい」、会場を訪れた大分市の高校1年の生徒(16)は「色んな人の好きなものが集まっていて見応えがある」と話していた。