ガビ、ヤマル、ペドリ、ファティらパリ五輪へ“黄金世代”抱えるスペインの悩み EURO2024との両立と気になる疲労
前回の東京五輪はペドリがフル稼働だった
最近は10代からトップリーグで活躍する選手も増えてきているが、気になるのはパリ五輪の顔ぶれだ。 来年に控えるパリ五輪へ贅沢な悩みを抱えているチームの1つがスペイン代表だ。パリ五輪は2001年1月1日以降に生まれた選手たちがU-23世代の対象となるが、今のスペインはここに優秀な選手を抱えている。 バルセロナMFガビ(19)、フェルミン・ロペス(20)、FWラミン・ヤマル(16)、DFアレハンドロ・バルデ(20)、ビジャレアルMFアレックス・バエナ(22)、バルセロナからブライトンにレンタル移籍しているFWアンス・ファティ(21)、さらには前回の東京五輪に参戦したバルセロナMFペドリ(21)も対象だ。 バルセロナ組を中心に、中にはA代表で活躍する者もいる。タレントだけを見れば、ベストメンバーを揃えたスペインはパリ五輪の優勝候補筆頭格となるだろう。 ただ、同時期にはEURO2024も控えている。ガビやペドリ、ヤマルといった選手たちはA代表の主力候補でもある。2021年にはペドリが東京五輪とEUROのダブル出場を果たしたが、その疲労が影響したのかペドリは怪我が増えている。 スペイン『MARCA』もパリ五輪にどれだけの人材を送り込むべきかと取り上げ、怪我が増えたペドリの例を気にしている。パリ五輪で超スター軍団のスペインも見てみたいが、金メダル獲得へどこまで戦力を揃えてくるだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部