大谷の3戦連発で「打順昇格」「DH試合数増」を求める声も…監督は慎重?!
また同紙は、大谷の3試合連続本塁打について「これだけ素晴らしい出来事を繰り返すことが可能だろうか。大谷は二刀流の日本人スターの登場という新たな物語のシリーズのまだ第一章にいるにすぎない。春季キャンプでは、それほどの印象を残すことができなかった大谷は、1週間前には考えることもできない素晴らしいことをやってのけた。今、彼の成功は、ほぼ期待されたものとなった」と絶賛。 大谷の2回のソロアーチをこれまでの3本と比べて「最も印象的だった」と評価。 1号、2号は、フェンスを越えるかどうかギリギリで、大谷は全力疾走をしていたが、この日の3号は、センターのはるか奥にあるテレビのカメラマンを覆う緑色の雨よけを超えてエンゼルススタジアムの岩山の噴水の流れ落ちる滝に飛び込んだ特大の一発であり、打席から112.4マイル(約181キロ)の速度で飛び出して449フィート(約137メートル)に達したことを紹介した。そして「ジェット機の離陸速度を上回っている。大谷のスイングは力みがなくスムーズだが、凄まじい力を秘めている」と称えた。 本塁打の次の打席は、5回の満塁の場面で回ってきた。ほとんどの観客が席から立ち上がり「オータニ」と連呼したが、押し出しの四球となり、打点がついたが「観客は失望したようだった」という。 「大谷のすべての打席が今は期待に包まれ、それが膨らんできているようだ。大谷は金曜日に4打数1安打、1四球で2打点だった。7本塁打で22得点、27安打で14人の投手が起用された一戦だが、大谷がこの夜を一番楽しんだ選手だった」と、まとめた。 大谷が打てば打つほど波紋はチーム内外に広がっていきそうだ。