パリオリンピック 柔道永山選手銅メダルに地元美唄も大歓声
パリ・オリンピック柔道・男子60キロ級で銅メダルを獲得した永山竜樹選手。地元・美唄は、今大会、道内勢初のメダル獲得に沸きました。 空知の美唄で行われたパブリック・ビューイングでは、市民らおよそ300人が試合を見守りました。二回戦から登場した永山選手は順調に準々決勝に進出。すると、まさかの事態が待っていました。 対戦相手のスペインの選手は「待て」がかかっても力を緩めず、永山選手はその直後に失神。判定で一本負けとなります。 それでも気持ちを切り替え、敗者復活戦に勝って、3位決定戦に臨んだ永山選手。合わせ技1本でトルコの選手に勝ち、見事、銅メダルを獲得しました。 美唄市柔道連盟・青野光理事長「気持ちの切り替えが難しかったと思うんですけど、ほんとに最後、美唄市の代表として頑張ってくれて本当にうれしかったです」 美唄市スポーツ協会・柿木克弘会長「金メダルは残念だったけども(美唄市出身者で)初めてメダルを獲得してくれたんで感無量です」 小学生時代に永山選手を指導した山下和美さん「トップになってオリンピックに選ばれるのも難しいので、その中で頑張ってやられたので誇りに思いますしこれからも応援したい」