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　大阪市は東成区内の小学校で、腸管出血性大腸菌「O157」の集団感染が発生したと発表しました。 　市によりますと、11月16日、東成区内の小学校の児童2人について医療機関から腸管出血性大腸菌による感染症の発生届が提出されたということです。その後、25日に同じクラスで感染が1人確認されたため、接触者の検便を行ったところ、12月9日までに10人の感染が判明したということです。 　10人のうち7人は下痢や腹痛などの症状を訴えていましたが、重症者はいないということです。 　市は感染者が1クラスのみで、発症時期にばらつきがあることから、給食が原因の可能性はないということです。 　大阪市は感染が確認された児童への疫学調査や検便などを行うとともに施設への感染拡大防止の指導を実施、引き続き感染者の健康状態等を把握し、注意喚起と二次感染の予防を継続するとしています。