「自分は完璧なピッチャーじゃない」巨人・グリフィンが復活の3回0封 降板後はブルペンで投げ込み
◇プロ野球オープン戦 巨人1-1楽天(23日、東京ドーム) 巨人のグリフィン投手が楽天とのオープン戦に先発登板し、3回パーフェクトピッチングを披露。直近2試合で11失点を喫していた左腕が開幕へ向け、復調をアピールしました。 【画像】グリフィン投手のもとへ笑顔で歩み寄る阿部慎之助監督 初回からストレートは150キロを記録するなど、2つの三振を奪い三者凡退。その後も、2回、3回と1人のランナーも許さず、3回無安打4奪三振でマウンドを後にしました。 試合後、記者陣から「前回までが嘘のよう」と声をかけられると、グリフィン投手も「全然別のものというのは同感で、そんな大きく何かを変えたわけではなくて、本当に小さいことなんですけど、その小さい違いが大きな結果の違いにつながった」と投球を振り返ります。 3回に降板以降は、ブルペンで投球を続ける様子が映し出され、「6回くらい投げるという想定でやりたかった」と、15球間隔で3度ほど投げたことを明かしました。 前回登板の日本ハム戦では、2回までに7安打5失点の乱調で、ここ2試合は11失点。どう立て直したか聞かれ、「自分は完璧なピッチャーじゃないから、不調は驚くべきことじゃない」と謙虚に分析。「自分の試合の映像とかを何回も、何時間も見直して、自分で気づくこともあるし、同時にいろんな人から意見を聞いて、その中で自分でなんとなくこういうことが起こっているんだなと当たりをつけてというような作業をした」と話しました。 試合後には阿部監督から開幕ローテーション入りが明言されています。