スイッチメディアがCTVの広告視聴データ分析サービス開始、2万4000人のデータを利用
クラウド型テレビCM出稿分析サービスを展開するスイッチメディアは、インターネットに接続したテレビ端末のコネクテッドテレビ(CTV)の広告視聴データを分析するサービスを始めた、と3月12日発表した。テレビCM出稿分析サービス「TVAL(ティーバル)」の全国2万4000人のテレビ視聴パネルから取得したデータを使い、地上波と横断計測する。 CTVの広告視聴データ分析サービスは(1)リーチ人数による費用対効果の比較(2)地上波テレビCMとの横断計測(3)各種配信サービスへの対応--が特長。(1)は、リーチ率と延べ視聴回数、リーチ人数を算出。出稿費用と合わせて評価し、他のデジタル広告と費用対効果を比べる。詳細な属性ターゲットの設定でターゲットへのリーチ効率も評価できる。
(2)は、CTV広告と地上波テレビCMのクロスリーチや、CTVだけで広告に接触した人数などを測定。CTVと地上波の広告費用の配分最適化に利用できる。(3)は「YouTube」「TVer」「ABEMA」などさまざまな動画配信サービスへの広告出稿の計測が可能。サービス別のリーチ状況も計測できる。CTVは大画面で動画が見られ、CMが認知されやすいという。