【写真：Getty Images】

　サッカー日本代表は現地時間19日、AFCアジアカップカタール2023グループステージ第2節でイラク代表と対戦する。ここまで順調に連勝を続けている日本代表だが、米メディア『ESPN』は、ゴールキーパー問題がアジアカップ制覇に向けて最大の障害となる可能性があると指摘した。 【画像】サッカー日本代表、イラク戦予想フォーメーションはこちら 　 　日本代表はカタールワールドカップのグループリーグで、ドイツ代表やスペイン代表に勝利して世界に衝撃を与えた後も快進撃を続けている。2023年3月のコロンビア戦で1-2の敗戦を喫したのを最後に負けておらず、完全非公開となった練習試合のヨルダン戦を除くと、国際Aマッチで10連勝中だ。ただ、直近のベトナム戦では前半に2失点を喫し、不安を残す内容で勝利を飾っている。 　同メディアはタイトルに「日本のゴールキーピングの難題は、アジアカップ挑戦への最大の障害となる可能性がある」とつけ、日本代表のゴールキーパー問題に言及した。ベトナム戦でフル出場を果たしたGK鈴木彩艶について「このミスは最終的に大きな代償を払うことにならなかった。彼の才能は明らかであり、彼は今後も長く成功したキャリアを享受し、おそらく長期的に日本のナンバーワンとして活躍するはずだ」と高く評価しながらも「しかし、彼や他の2人の日本人守護神が、トロフィーを狙うチームの最後の砦となるに必要な経験とメンタリティを備えているかどうかは、特に後期ステージに進出した場合には、まだわからない」とも報じ、決勝に近づくにつれて課題がより浮き彫りになる可能性を指摘している。