ウィンブルドン

勝利したスタン・ワウリンカ[画像/ゲッティイメージズ]

テニスのウィンブルドン（イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム）は1日、男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク95位のS・ワウリンカ（スイス）がワイルドカード（主催者推薦）で出場した同248位のC・ブルーム（イギリス）に6-3, 7-5, 6-4のストレートで快勝し、2年連続11度目の初戦突破を果たした。 【錦織圭vsリンデルクネシュ 1ポイント速報】 元世界ランク3位のワウリンカは今大会の男子シングルス本戦出場選手の中で最年長の39歳。今大会の1回戦では地元イギリスの26歳ブルームと顔を合わせた。 第1セット、ワウリンカはファーストサービス時に88パーセントの確率でポイントを獲得し相手にブレークポイントを与えず、自身はリターンゲームで1度のブレークを果たし先行する。 第2セット、第2ゲームで先にブレークを許したワウリンカだったが、相手のサービング・フォー・ザ・セットとなった第9ゲームでブレークバックに成功。その後の第11ゲームでもブレークを奪ったワウリンカは2セットアップとし、勝利に王手をかける。 第3セット、第1ゲームでブレークポイントを握ったワウリンカはフォアハンドのパッシングショットを決め先にブレークに成功。さらに第3ゲームでこのセット2度目のブレークを果たしたワウリンカはリードを守り切り、1時間50分で2回戦進出を決めた。 勝利したワウリンカは2回戦で世界ランク33位のG・モンフィス（フランス）と対戦する。37歳のモンフィスは1回戦で第22シードのA・マナリノ（フランス）を下しての勝ち上がり。 同日に初戦を突破した22歳のJ・シナー（イタリア）や21歳のC・アルカラス（スペイン）ら若手に負けじと、ベテラン勢も力をみせている。