あと戻りできない「家の間取りの後悔」が続々!狭いキッチン、急な階段etc…【住んでいる戸建てのモヤモヤ】
怪我をした時や老後の難関に?「階段」
平屋ではない住宅の場合、身体の不調時にネックになりやすいのが階段。 「階段のカーブがきつく夜間の移動が怖い」(45歳女性/主婦) 「膝が悪くなってきて階段の昇り降りがツラく感じるように」(57歳男性/金融関係) 「平屋に住んでおりロフトがあるが、はしごが怖くて使えないため、やっぱり階段をつけてもらったらよかったととても後悔しています」(53歳女性/主婦) 「階段が狭くて登りづらいので広くしたい」(46歳男性/その他) 購入した時はまだ家族みんなが健康で気にならなくても、年齢を重ねるなかで、階段からの転落といった心配が出てくることも。階段を取り払うことは現実的とは言えませんが、手すりや滑り止めをつけることでツラさの軽減を図るのも手かもしれませんね。
玄関、窓、コンセント…他にもさまざまなお悩みが!
その他にも、駐車場の配置から洗濯を干す場所まで、大小様々なモヤモヤが集まりました。 「洗濯物を干すスペースが少ないのでサンルームを作りたい」(36歳女性/主婦) 「建売りのためテレビの配線やコンセントが希望の位置と違って、家具の配置が限られている」(49歳女性/主婦) 「車庫と玄関が離れているので、屋根をつけるか車庫の位置を玄関に近づけるかして、濡れずに行けるようにしたい」(41歳男性/その他) 「使っていない窓を壁にしたい。冬の結露の処理が大変だから」(51歳男性/その他) 「二世帯ですが玄関が一緒なので、別々の玄関がほしい」(56歳女性/主婦) どのモヤモヤも日々の暮らしの中で地味なストレスといえるものばかり。洗濯物を干すたびに苦労したり、コンセントの位置で模様替えの選択肢が限られてしまったり……とプチストレスの蓄積はあなどれませんよね。 似たところでは冷蔵庫の右開き/左開きも、引っ越してから間取りの違いに気づいて「しまった!」と焦りがちな点かもしれません。 今回のアンケートでは、マイホームを手に入れた後に直面したリアルな意見が多く集まりました。あちらが立てばこちらが立たず……で、泣く泣く諦めたポイントがあとからやっぱり気になってしまうこともあり、一筋縄ではいかないようです。 すぐに解決することばかりではありませんが、少しでも暮らしやすい空間にするために、手が届く範囲で工夫していくことも持ち家の醍醐味かもしれません。 これから引っ越しやリフォームを考えている人は、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。
三上 六花