日曜京都競馬場の注目激走馬…京都11R朝日杯フューチュリティステークス・G1
京都11R・朝日杯フューチュリティステークス・G1・馬トク激走馬=タイセイカレント 【データで見る】タイセイカレントの血統、戦績 9月の中京マイルの新馬戦は“調教が1本足りない”状態で、5番人気にとどまったが、すんなりスローに落としての2馬身差逃げ切り。騎乗した西村淳也騎手から「優等生。言うことなかったです」とお墨付きが出た完勝だった。 出遅れて2着まで差してきたサウジアラビアロイヤルCの内容もいい。態勢が整わないときにゲートが開き、後方からの立ち回りになったが、内からしっかり馬群をさばいた。やや重で外伸び馬場だったことを加味すれば、あの末脚の価値はさらに上がる。 11月26日に外厩・ノーザンファームしがらきから帰厩し、中間はゲート練習も入念に行った。デビュー前以来、久しぶりに坂井瑠星騎手の手綱で追われた調教は1週前、直前ともに抜群。ゴーサインを受けて馬体がグッと沈み、走りの質が確実に一段上がっている。父モーリスらしい力感のある造り。荒れ馬場でも時計が出ている今の京都への適性もかなり高そうだ。
報知新聞社