「シンプルに結果」を求める1年に 中村敬斗、スタッド・ランスで勝負の2年目へ
『スタッド・ランス Japan Tour 2024』で来日中のスタッド・ランスが24日にジュビロ磐田と対戦。試合後、スタッド・ランスMF中村敬斗が磐田戦を振り返った。 【ハイライト】伊東&中村がスタッド・ランスで日本凱旋! 左サイドハーフとして、右サイドの伊東純也とともに両翼を担って先発出場し、約60分間プレーした中村。新シーズンが始まってまだ日が経っておらず、これから徐々にコンディションを上げていく中での日本でのキャンプ初戦となったが、「正直、めっちゃきつかったです。息できないんですよ、湿気が多いから」と笑いつつ、「練習試合だからこそ、(ルカ・エルスネル)監督も『チャレンジしろ』と言っているように、もっと間に(ボールを)つけて縦に行くのか、中にキュッと行って展開するのかとかがあるので、これからかなと。すぐに試合あるので、またそこから」と、中2日で控える清水エスパルス戦に目を向ける。 ル・アーヴルからやってきたエルスネル新監督については伊東が「選手一人ひとりと個別にミーティングすることも多い」と話していたが、中村も「個人個人でアイデンティティを作るように言われています。(組み立てとしては)左で作って、右に展開して純也くんで仕掛けて、クロスに入っていくみたいな形を作りたいと言われていて」と監督のアプローチを明かしつつ、幅を使いながら個人が持つ武器を生かしたやり方を狙いとして持っていたと話す。 中村にとって、久々のJリーグクラブ相手との対戦だったが、磐田については「めっちゃコンパクトだったので、『Jリーグやっぱすげぇ』って思いました」と、普段戦っている相手と比較しての組織力などを称える。 スタッド・ランス加入1年目のプレーだった昨シーズンはリーグ戦25試合出場4得点1アシストという成績だったが、「1年目はやっぱりチームに慣れるということをメインとしてやって。2年目からが勝負というか、チームとして勝っていくために、チームを助けたい」と意気込み、「(目標は)シンプルに結果。得点とアシストはもうちょっとほしいですね。チームを助けられるし、ポジション的にもそれが求められるので。もちろん組み立てとかいろいろありますけど、結局最後はそこかなと」と、数字にこだわっていくと話し、ステップアップのためにも目に見える結果を残すことが大事としている。 スタッド・ランスは7月27日(土)に清水エスパルス(IAIスタジアム日本平)、7月31日(水)にFC町田ゼルビア(町田GIONスタジアム)、8月3日(土)にヴィッセル神戸(ノエビアスタジアム神戸)と対戦する。 取材=小松春生
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