ゴブジ号は「究極の愛されキャラ」! どこに乗っていっても人気モノ…だけれどもエンジンフードのルーバーから黒い涙が流れてきて【週刊チンクエチェントVol.48】
クラシケサービス・ネットワークのありがたみを知る
そこで頼りにするのはチンクエチェント博物館の深津館長。電話をすると、“そこからだとガレーヂ伊太利屋さんが近いから、行ってもらうように連絡を入れますよ”と速攻で手配をしてくれる。こういうとき、チンクエチェント博物館のクラシケサービス・ネットワークのありがたみをヒシヒシと感じるのだ。どこで故障してくれちゃってもぜんぜんオッケ!……なわきゃないけど、そのくらいの安心感がある。20分くらい経ったらガレーヂ伊太利亜屋のメカさんが来てくれて、ちゃんと動くリフト式のジャッキでパッパとタイヤを交換してくださり、一件落着。おかげで帰り道にはスペアタイヤがない、ということ以外は問題がなくなった。……助かったー! 12月3日、Vol.44のメイン写真がそうなのだけど、某『LE VOLANT』誌の大型SUVの撮影&試乗で都内。あらためて小ささに感動したことは、そこでも記したとおり。小ささってホントに武器なのだよな、とは今でもゴブジ号に乗るたびに感じることなのだ。 そして翌12月4日~5日、毎年恒例「あいちトリコローレ」というイベントでトークをするために、愛知県の大府市へ。また例によって仕事の関係で早い時間には出発できず、到着は運営スタッフたちとの夕飯&一杯がスタートする時間を過ぎてしまった。いつもながら申し訳ない!……と思う気持ちはあるにはあるのだけど、いや、実際はそれどころじゃなかった。いつもどおりサービスエリア/パーキングエリアにふたつおきぐらいで入り、オイルの具合をチェックしながら向かっていたのだけど、このところ下道を走っていても感覚的に“……増えてる?”と思えていたオイルのじんわり噴出が、高速道路を走行する負荷で目に見えるカタチになって現れてきたのである。エンジンフードのルーバーから黒い涙が流れてきて、それを発見したときには焦ったの焦らないのって! いや、焦ったのだけどね。 走ってるときのフィーリングには変化がないので、深津館長と相談した上でオイルをちょいちょい継ぎ足しながら愛知まで走っていくことにして、あとはどうするか現地で相談しましょ、という流れになったわけだけど、心臓によくないよねぇ……。さすがにこういう状態が続くようだとデモカーとして貸し出すのもちょっと難しい。そろそろタイミングが来たのかも……というところで、以下、次回!
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