【大学選手権】関学大が逃げ勝ち史上初の関西5連盟全代表が初戦を突破 次戦は帝京大
◇報知新聞社後援 第73回全日本大学野球選手権▽1回戦 関学大2―1共栄大(11日・神宮) 関学大(関西学生)が、共栄大(東京新大学)との接戦を制した。 初回2死三塁で4番・山本晃也左翼手(3年=明豊)の左前適時打で先制すると、3回には「9番・DH」の武田大遥(4年=報徳学園)が右翼スタンドへソロ弾。2―0の7回に1点を返され、なお2死満塁のピンチを迎えたが、ここでマウンドに上がった溝口雄大投手(4年=八王子学園八王子)が二ゴロで切り抜けた。そのまま逃げ切り、広島・黒原を擁した21年大会に続く初戦突破。溝口は「後輩がつないでくれたので、何としても0点で切り抜けて攻撃につなげていこうと言う気持ちでマウンドに上がりました。1番はホッとしたというところが正直な感想」と振り返った。 これで、大商大(関西六大学)、佛教大(京滋大学)、和歌山大(近畿学生)、天理大(阪神大学)、関学大(関西学生)と、関西5連盟の全代表校が初戦を突破。5連盟から各1大学ずつ出場するようになった91年大会以降、初の快挙となった。本荘雅章監督は「(東京D第1試合の)和歌山大学さんも勝ったなと思いながら見ていたので、関西5リーグは日頃から連携もありますし、非常によかったと思います」と喜んだ。 次戦・帝京大(首都大学)との2回戦に挑む。
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